THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SS3A Live Sound Booth♪ Day1
ナマステ!
2018年9月8日(土)~9日(日)の二日間にわたって行われた、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)の3周年を祝うライブ、通称「SS3A」を見てきました。今回も現地には行くことは叶いませんでしたが、LV会場でアイドル達の輝く姿を見収めることができました。久々のシンデレラガールズのライブということもあり、色々感動したので今回も何か書きたいと思います。
1日目のセットリストは以下の通りです。
01. とどけ!アイドル 歌:全員
02. Twin☆くるっ★テール 歌:ファミリアツイン
03. shabon song ~For SS3A rearrange MIX~ 歌:のぐちゆり、藤本彩花
04. Lunatic Show ~For SS3A rearrange MIX~ 歌:武田羅梨沙多胡、花井美春
05. Virgin Love 歌:ノーティギャルズ
07. メッセージ ~Future PicoPico Remix~ 歌:和氣あず未、ルゥ ティン、津田美波、朝井彩加、立花理香
08. Nocturne ~For SS3A rearrange Mix~ 歌:鈴木みのり、原田彩楓
09. 楽園 歌:会沢紗弥
10. Twilight Sky ~For Rika rearrange MIX~ 歌:山本希望
11. 銀のイルカと熱い風 歌:津田美波、安野希世乃、髙野麻美、和氣あず未、のぐちゆり、佳村はるか、原田彩楓、藍原ことみ、鈴木みのり、武田羅梨沙多胡
12. サマカニ!! 歌:高橋花林、藤本彩花、原優子、鈴木絵理、小市眞琴、金子真由美、 立花理香、田辺留依、山本希望、松田颯水
13. BEYOND THE STARLIGHT 歌:全員
14. EVERMORE 歌:ジョイフルデイズ・サマー
15. Flip Flop ~For SS3A rearrange MIX~ 歌:田辺留依、小市眞琴
16. 輝く世界の魔法 ~Magical Step Forward Remix~ 歌:佳村はるか、福原綾香、松田颯水、安野希世乃、金子真由美
17. おんなの道は星の海 歌:花井美春
18. モーレツ★世直しギルティ! 歌:セクシーギルティー
19. あいくるしい ~For SS3A rearrange MIX~ 歌:高橋花林、会沢紗弥
20. Last Kiss 歌:原田彩楓
21. always 歌:藤本彩花、花井美春、田辺留依、鈴木みのり、武田羅梨沙多胡、会沢紗弥、小市眞琴
Love∞Destiny ~Jealous prisoner Remix~ 披露:ダンサー
22. ∀NSWER 歌:individuals
23. 美に入り彩を穿つ 歌:羽衣小町
24. Nation Blue ~蒼く蒼く蒼く Remix~ 歌:髙野麻美、原優子、鈴木絵理、山本希望、藍原ことみ
25. ガールズ・イン・ザ・フロンティア 歌:津田美波、朝井彩加、福原綾香、安野希世乃、ルゥ ティン
26. お願い!シンデレラ ~JAZZ rearrange MIX~ 歌:全員
一応ライブを見ながらメモを取ったのですが、漏れがあるかもしれません。
私がとても信頼しているセットリストを公開しているサイトがありますので、こちらも参照してみて下さい。(https://imas-db.jp/song/event/cinderella_ss3a_day1.html)
◆ 「わぁ、初めて聴く曲がいっぱいあるなぁ」
…と言っても、私がシンデレラガールズの楽曲を全く知らない状態でライブに臨んだというわけではありません。今回のライブでは、様々な楽曲がアレンジされて披露されました。セットリストを見て頂ければ分かると思いますが、10曲以上もアレンジされた訳です。今まで聴きなれた慣れた楽曲も、まるで新曲を聴いているかのような感覚になります。非常に新鮮な体験でした。普段のライブですと、イントロが始まった時点で全員がペンライトの色を変え始めるのですが、今回はイントロを聴いてもさっぱり見当がつきませんから、現地の方々は、ええ、大変そうでした。
あ!言い忘れていましたが、このブログでは私がここやばい!と感動した部分に絞って書かせていただきますので、「ライブ全体の流れを知りたかったんだよ」「ライブの演出に関して知りたかったんだよ」という、間違ってこのブログに来てしまった人にはプロの方が書いたライブレポートを紹介しておきますので、そちらを読んでください。
◆ "Last Kiss" の破壊力
今回のライブで最も感動した曲は何ですか?、と聞かれたら私はこの楽曲を上げようと思います。三船美優さん役の原田彩楓さんが歌った「Last Kiss」。2018年4月に発売されて、すぐにライブでのお披露目となりました。このCDは3枚組になっており、同時発売された関裕美さんの「楽園」と村上巴さんの「おんなの道は星の海」も今回のライブで披露されました。
実はこのCDは買っていなかったので、今回のライブで初対面ということになります。
三船さんといえば、非常に気が弱く、自分に対して否定的で…。そんな中でも事務所の中では年上のアイドルとしてお姉さんのような存在だなと思っていました。しかしこの楽曲は…、何かいままで気が付くことができなかった、彼女の自信の無さや周囲に流されてしまうことで見ることができなかった、垣間見ることができなかった、彼女の別の顔を見ることができてしまったのかなと思いました。容易に触れてしまってはいけないような美麗さ、誤って触れてしまえばその魅力に引き込まれてしまう艶やかさ、何か事務所とかそういったところでは見ることができない、歌の中だから見ることができる「三船美優」をこの曲を通じて感じることができました。
そしてどうでしょう、前を向いてステージを見てみると、そこにはその曲を聴いて思い描かれる三船さんの姿と同じ表情・動きをした原田彩楓さんがいるのです。原田さんの一挙一動から目を離すことはできませんでした。表情をほぼ動かすことなく歌っているのですが、その変わらない表情の裏側にある三船さんの熱い想いを感じ取れてしまうから本当に不思議な気持ちになりました。青を基調としながら、上手に闇を使いながら演者を際立たせる演出も原田さんを後押ししていて、ここまでアイドルを体現できるものなのかと、価値観が変わってしまいました。
もし、まだ三船さんが歌う「Last Kiss」を聴いたことが無い人は、是非聴いてみて下さい。そして頭の中にその歌を歌う三船さんをイメージしてみて下さい。そのイメージした歌う姿こそ、私がライブで観た原田さんだったのです。
◆ 常に最前線であれ
今回のライブ、もう一曲心に沁みた曲を挙げさせて頂きます。デレステ3周年を記念した、今回のライブの主役「ガール・イン・ザ・フロンティア」です。
この楽曲はデレステの3周年を記念したイベントの中で発表されていた楽曲でありますが、この楽曲を聴いて私はとても感激しました。なぜなら、そう、この曲がとてもかっこいい曲だったからです。
過去のデレステの周年記念の楽曲を振り返ってみると、1周年の時に「BEYOND THE STARLIGHT」そして2周年の時に「イリュージョニスタ」でした。どちらの楽曲もまさにシンデレラガールズを代表する全体曲であります。この二曲はどちらもアイドルらしいといいますか、曲調も歌詞もチャーミングさが垣間見えるというか、そういう曲だったと思うんです。「BEYOND THE STARLIGHT」はゲーム内でプロデューサーと様々な交流をしてきて、今ちゃんとアイドルをしていることを表す歌、「イリュージョニスタ」はシンデレラガールズの今までを描写した歌かなと自分では解釈をしています。
一方で今回の「ガール・イン・ザ・フロンティア」は曲名からも感じ取れるように、先導者となって先に進んでいく力強いアイドル達が歌われていて、また曲調もとてもクールでかっこいいのです。これは今までの周年記念曲とは一線を画した鮮烈なものとして私には感じ取れました。
また、さらに言及しておきたいのが、今回の衣装についてです。
左から、初めから実装されている「スターリースカイ・ブライト」、1周年の「アクロス・ザ・スターズ」、2周年の「ショータイム・イリュージョン」、3周年の「ネクスト・フロンティア」
ちょっと!おい!めっちゃ可愛いな!
というのは置いておいて、そう、今までの衣装はフワッとした可愛らしいスカートを基調としたものだったのに対して、見てください、「ネクスト・フロンティア」のこのスタイリッシュなかっこいい衣装を!シュッ!ってなってますよ!
私はこの「ネクスト・フロンティア」の衣装がシンデレラガールズの全員に配布され、そしてしかも無償で配布されたというのは非常に大きな出来事だなと思っています。というのも、事務所には色々なアイドルがいるので、こういうかっこいい衣装が欲しいな、と常々感じていたからです。
アイドル「何だよ!この衣装!こんなの着れないよ!」
プロデューサー「大丈夫だよ!似合ってるよ!可愛いよ!」
アイドル「本当か…?(照)」
こんなやり取りをアイドルとしたことがあるプロデューサーは少なくないのではないだろうか。もちろん、こういうシチュエーションの時にアイドル達は本心から嫌がってるわけでは無く、いつもとは違う格好に照れてしまい抵抗があるだけなので、ステージが終わればアイドル達は笑顔でプロデューサーの元に戻ってくる。しかし、私はこのやり取りがあったりするたびに、そういうスカートとかが苦手なアイドル達が最初から嫌がらずに、「おお!何だこの衣装!かっこいいな!」って言われるような衣装を着せてあげたいな…と思うことがあったりなかったり…。
そんなときに実装された「ネクスト・フロンティア」でありますよ。すごくないですか、これならボーイッシュでクールないつもパンツばかり履いているアイドル達も抵抗なく着ることができると思うんですよ。特に「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」の歌唱メンバーには渋谷凛さん、木村夏樹さんといった346プロを代表する男前も揃っています。この衣装を身にまといながらアイドル達が歌っているMVをデレステで見た時は本当に感動しました。
そんな衣装を実際に演者の皆さんが着て、そしてクールにかっこよく、そして力強く歌い上げるステージはとても印象に残りました。この曲に関しては、デレステの中でコールのお手本が示されていたので(笑)、初のフルバージョンの披露にも関わらず、多くのプロデューサーが熱の入ったコールをしていて、とても熱くなれた楽曲だったと思います。
またこれは些細なことですが、普通のスカートタイプの衣装はフワッとした部分にイヤモニの通信機器を隠して装着できるのですが、「ネクスト・フロンティア」はスッとしているので機器を隠すスペースがないので、腰の後ろの部分からアンテナがはみ出してしまいます。それが衣装と相まってどこかで闘っているかのような、まさにフロンティアにいるかのような錯覚を受けました。偶然の産物だとは思うのですが、感動ですね。
◇ さぁーっと去っていったなぁ
さて、ライブ自体は約3時間で終演となりました。しかし、アレンジ曲や私にとって初めて聴く曲が多いライブだったのもあり、なるほどなるほどと腕を組みながら見ていたら終わってしまった、入り込む前に終わってしまったなと感じてしまいました。
また、実はライブ自体が本来の17時よりも大分遅れて始まったため、全体的にトークのコーナなども足早になってしまっていて、本当に軽く流れるようにことが進んでしまったな…と思いました。
しかしながら、翌日も同じ出演者で同じ場所でのライブが決まっています。何か演者やプロデューサーの翌日への期待というかそういったもので終演時には溢れていたと思います。これは明日も楽しみだなぁ!としみじみと感じながら映画館を後にしました。
(追伸)
帰りに「Last Kiss」を始めとする、MASTER049~051のCDを買いに最寄りのアニメイトに立ち寄ったのですが、売ってませんでした…。悲しいですね。しかし、その店は森久保乃々さん推しの店舗で、誕生日が近いこともあって可愛らしい装飾を見ることができたので平和になりました。それでは、ナマステ!
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2日目も書きました。
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