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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メットライフドーム公演 1日目

ナマステ!

 

気が付けばもう11月中旬。11月、実はとてもライブで盛り沢山な月ですね。バンドリ・ラブライブ!アイマス…。本当に充実しています。

今回、観に行ってきたのは2018年11月10日(土)に埼玉県のメットライフドームで行われた「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メットライフドーム公演 1日目」です。単独ドーム公演が発表されてから1年、ついにライブ初演を迎えました。

idolmaster.jp

出演者はなんと27名。大橋彩香さん(島村卯月役)、福原綾香さん(渋谷凛役)、原紗友里さん(本田未央役)、藍原ことみさん(一ノ瀬志希役)、飯田友子さん(速水奏役)、桜咲千依さん(白坂小梅役)、金子真由美さん(藤本里奈役)、髙野麻美さん(宮本フレデリカ役)、立花理香さん(小早川紗枝役)、花守ゆみりさん(佐藤心役)、原優子さん(向井拓海役)、三宅麻理恵さん(安部菜々役)、安野希世乃さん(木村夏樹役)、山本希望さん(城ヶ崎莉嘉役)、佳村はるかさん(城ヶ崎美嘉役)、ルゥティンさん(塩見周子役)、青木瑠璃子さん(多田李衣菜役)、大坪由佳さん(三村かな子役)、木村珠莉さん(相葉夕美役)、高森奈津美さん(前川みく役)、伊達朱里紗さん(難波笑美役)、千菅春香さん(松永涼役)、東山奈央さん(川島瑞樹役)、藤本彩花さん(棟方愛海役)、村中知さん(大和亜季役)、杜野まこさん(姫川友紀役)、山下七海さん(大槻唯役)という豪華なメンバーが揃いました。(出演者一覧は上記サイトから引用)

ここまで出演者が多いと、どんな曲が歌われるのかな、どういった組み合わせで歌われるのかな、といった色々な想像がはかどりますよね。6thライブということもあり、あまり表舞台に現れない声優さんも多く出演し、やはりナンバリングのライブは特別感がありますね。

そんな楽しみなセットリストが以下の通りです。今回は33曲が披露されました。

 ~始球式~

01. イリュージョニスタ! 歌:全員

02. 気持ちいいよね 一等賞! 歌:杜野まこ村中知伊達朱里紗

03. HARURUNRUN 歌:藤本彩花、高森奈津美大坪由佳

04. TOKIMEKIエスカレート 歌:佳村はるか、金子真由美、山下七海

05. ニャンと☆スペクタクル 歌:高森奈津美、桜咲千依

06. One Life 歌:千菅春香

07. STORY 歌:大橋彩香福原綾香原紗友里

08. Starry-Go-Round 歌:全員

【朗読劇】福原綾香、桜咲千依、青木瑠璃子安野希世乃村中知、ルゥティン、東山奈央飯田友子

09. Radio Happy 歌:山下七海

10. DOKIDOKIリズム 歌:山本希望伊達朱里紗

11. Dreaming Star 歌:木村珠莉

12. 凹凸スピードスター 歌:三宅麻理恵花守ゆみり

13. Jet to the Future 歌:青木瑠璃子安野希世乃

14. Twin☆くるっ★テール 歌:佳村はるか山本希望

15. Virgin Love 歌:原優子、金子真由美

16. Wonder goes on!! 歌:三宅麻理恵安野希世乃高森奈津美青木瑠璃子

【朗読劇】原紗友里木村珠莉佳村はるか山本希望花守ゆみり三宅麻理恵安野希世乃伊達朱里紗、原優子、金子真由美、杜野まこ

17. PROUST EFFECT 歌:藍原ことみ

18. 桜の頃 歌:桜咲千依、立花理香、藤本彩花、花守ゆみり

19. if 歌:飯田友子

20. 薄紅 歌:立花理香

21. Private Sign 歌:ルゥティン

22. 桜の風 歌:山本希望東山奈央大坪由佳飯田友子立花理香山下七海

23. クレイジークレイジー 歌:藍原ことみ高野麻美

【朗読劇】金子真由美、立花理香三宅麻理恵大橋彩香高森奈津美、藤本彩花、大坪由佳

24. Dreaming of you 歌:東山奈央

25. Dear My Dreamers 歌:杜野まこ

26. 炎の華 歌:原優子

27. アンデッド・ダンスロック 歌:桜咲千依、千菅春香

28. 美に入り彩を穿つ 歌:立花理香、ルィティン

29. 純情Midnight 歌:原優子、安野希世乃村中知千菅春香、金子真由美

30. Tulip 歌:藍原ことみ佳村はるか、ルゥティン、飯田友子高野麻美

31. Happy New Yeah! 歌:大橋彩香杜野まこ原紗友里村中知福原綾香東山奈央花守ゆみり大坪由佳、藤本彩花

32. Stage bye Stage 歌:全員

 ~アンコール~

33. GOIN'!!! 歌:全員

34. お願い!シンデレラ

 

一応ファンミーティングを見ながらメモを取ったのですが、ミス等があるかもしれません。もしありましたら、ご指摘いただけると助かります。

私がとても信頼しているセットリストを公開しているサイトがありますので、こちらも参照してみて下さい。

(https://imas-db.jp/song/event/cinderella6th1110.html)

 

 ◆ 今日の主役は「姫川友紀」さん

今回のライブ、面白いのが「カレーメシ」のCMですね。開演時間の16時を過ぎるとポジティブパッションが出演する「カレーメシ」のCMが流れ始めました。会場にいる観客はそれに合わせてコール。とても楽しそうでした。ライブビューイングだと分からなかったのですが、実はこれ開場では15時から30分おきに流れていたらしく、映画館で観ることができたのはその3回目だったらしいです。こういう現地しか味わえないこと、本当に羨ましいですね。

さて、ライブ本体は、本来の開演時間から約15分ほど遅れて始まりました。アイドルマスターのライブでは恒例となっている協賛企業等の読み上げ、そして千川ちひろさんの注意事項の読み上げが終わり、ライブが始まるぞ…と思うといつもと違うことが起きました。

「それでは、ただいまから、始球式を行います」

そうです、セットリストにもあるように、なんと、始球式が行われたのです。

佳村はるか

「投げるのはこの人、野球を愛し、野球に愛されたこの人、姫川友紀!」

「対するバッターは、このメットライフドームに本拠地を置く西武ライオンズから、ライナ!」

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西武ライオンズのマスコットキャラ、ライナです。(https://www.seibulions.jp/performer/mascot/)

 

予想外の展開に観ているこちらとしては、ただただ呆気にとられるばかりです。杜野まこさんが投げたボールがどこに飛んでいき、そしてそれをライナーがちゃんと打ったのかどうかもよく覚えていませんが、とにかくとても熱い始球式だったと思います。

そして、この演出は姫川友紀さんを担当していて応援している観客にとっては、とても感動する素晴らしいものだったのではないでしょうか。

ご存知、346プロダクションが誇る「姫川友紀」は、大の野球好きとして知られています。野球好きの彼女にとって、本来野球をするために作られたドームでライブをするというのは非常に重要な意味を持ちます。シンデレラガールズの姫川さんのカードにはドームで単独公演を果たす様子を描いた「1番センター」というものがありますが、このカードからセリフを持ってきました。(https://imascg-slstage-wiki.gamerch.com/姫川友紀#content_2_10)

昔、野球部で一緒だった仲間たちも、きっと見ててくれたと思うんだよね。姫川友紀 in ドーム球場。憧れの舞台に立つあたしを。みんな、驚いてるかな?感動してるかな?もしかしたら嫉妬してる人もいるかも。もうみんな、社会人や大学生になっちゃったけど……。みんなが、やり残した夢も背負って、あたしはアイドルとして立ち続けるから!まとめて面倒見てよね、プロデューサー!

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そうなんですね、「姫川友紀」の夢は野球選手としてドームに立つことだったんですね。野球のプレーでは及ばず恐らく彼女は途中で夢を諦めてしまったと思うのですが、最終的にはプロデューサーに導かれて、アイドルという違う形ではありながらも憧れのドームに立つことができている。そんな感動を表したのがこのカードなんです。

そして、このカード上のことが、この日現実として、我々の目の前で具現化したわけなんですね。

杜野まこ「『MERRY-GO-ROUNDOME』!開幕だぁ!!!」

 

さらに、「姫川友紀」のステージはまだまだ続きます。1曲目のイリュージョニスタ!の次に披露される2曲目が実質ライブの開幕曲になりますが、その2曲目に「気持ちいいよね 一等賞!」が歌われました。

最初からこの曲。コールも楽しいし、何と言っても会場が温まりますよね。自分はこの曲が突然襲ってきたことに衝撃を受けすぎて初めから地蔵になってしまいましたが、始球式の会場の熱気を責任を持って彼女が引き受けた、そんなライブに対する気概を感じることができました。

ふう、やっと姫川ゾーンが終わったな、と思っていたら…。彼女は25曲目で戻ってきました。なんとソロ曲2曲目のお披露目です。

「Dear My Dreamers」この曲名からも分かるように、これは姫川さんから私達に向けての応援の曲ですね。曲を聴いてもらえば分かりますが、「頑張れ♡」みたいな生半可な応援ではないことがビリビリこちらにも響いてきます。応援する側が本気すぎて、応援される側が委縮してしまいそうですね。

この曲には間奏部分に「姫川友紀」からの熱いメッセージが入っているのですが、今回ドームで披露されたものはCDで収録されているセリフとは若干異なるものでした。

杜野まこ「今日は私を夢のドームに連れてきてくれてありがとう。まだこの中には夢を叶えられてないって人もいると思うけど、大丈夫。今度は私の応援を受け取って!」

本当にこの演出を考えられた方は、誰なんですかね…。胸を打たれました。もちろん、この「姫川友紀」のストーリーが作られたものだって知っていますし、この姫川さんを演じている杜野まこさんもドームに立つ夢とは全く縁がないと思います。しかし、このセリフの持つインパクト、説得力の強さ、我々の元気を貰える力、計り知れないと思いました。私も自分の夢を思い出してしまいましたし、他の多くの観客も何か自分の中にあるものが引き出されてしまったのではないでしょうか。なかなかライブ中に現実世界のことが持ち出されることは無いと思うのですが、この姫川さんからのメッセージが我々に向けられた時、フィクションだとか、二次元だとか、そういう垣根を越えて、心の中に響いてきたのではないのかなと思いました。

この日の主役は、完全に「姫川友紀」あなたでした。そしてそれを演じきった杜野さん、本当にありがとうございました。

 

 ◆ 過去から今を一通り ~「春」~

さて、姫川さんのことに熱が入りすぎてしまいましたが、もちろん他の曲もどれも素晴らしいものでした。特に今回は、新しい未発表曲ばかりに偏ることも無く、初期の頃の楽曲ばからに偏ることも無く、新旧の楽曲がとてもいい塩梅でセトリに組まれているなと思いました。

またソロ曲を複数人で歌うというのも良かったと思います。「TOKIMEKIエスカレート」はギャル組で楽しく歌い、その後の「ニャンと☆スペクタクル」では何と桜咲千依さんの早口言葉を聴くことができました…!「DOKIDOKIリズム」も山本希望伊達朱里紗という面白い組み合わせだったのですが、いつもは関西弁しか話さない「難波笑美」を演じている伊達さんが歌うの中で「いいじゃん」と東京の言葉を話したのにはとても衝撃を受けましたし、「ハリセンのエジキにしたるで」と書かれたハリセンを持ってトロッコで会場を回りながら歌っているのはなかなかにファニーでした。

ところで、今回のライブでは、各公演ごとにテーマが決まっていて、この公演のテーマは「春」でした。「HARURUNRUN」や「桜の風」「桜の頃」が歌われたのはこのテーマ関連だったと思います。

折角なので、「HARURUNRUN」について言及すると、この曲のオリジナルメンバーは会沢紗弥さん、藤本彩花さん、藤田茜さんの3人なのですが、今回のライブでは藤本彩花さんしかおらず、他のメンバーは違う演者さんが代わりに入っています。もちろんこの流れから考えれば、唯一のオリジナルメンバーである藤本さんがセンターに立つのは当然のことなのですが、藤本さんは9月に行われたSS3Aのライブがこのような大きなライブに出るのが初めてだった方です。数か月前まで新人扱いされていた人が、今ではアイドルマスターのナンバリングライブの中でセンターを務めている、なるほどこれがアイドルの成長を見守るということなのかな、と親のような心持になってしまいました。こうやって演者の頑張りが伝わってくるのはとても好感が湧きますよね。どんどん他の曲でもセンターを張って頂き、様々な音色を聞かせて欲しいです。

 

 ◆ 「それでは皆様、ご起立ください」

ライブは終盤になりました。アンコール前最後の楽曲は「Stage bye Stage」。前回のSS3Aの時に楽曲披露されるかと思ったのですが、今回のライブまでお預けになっていました。この曲のオリジナルメンバーは信号機組、いわゆる大橋彩香福原綾香原紗友里の三人組だったので、全員歌唱だったのは少し驚いてしまいましたが、実際にみんなで歌うこの曲を聴いてみると完全に全体曲でしたね。総勢27人がステージ上で一列になっている姿はなかなか圧倒されるものがあります。

信号機組といえば、いつもライブの進行はこの信号機組の3人が行うのですが、今回は曲間の繋ぎが朗読劇だったということもあって、あまり司会進行を行いませんでした。

多くの人が「いつも司会進行の時に何かやらかしてくれる大橋彩香を見られないのか…」と残念に思ったはずですが、彼女は我々を裏切りません。最後の「Stage bye Stage」を歌う前のことです。

大橋彩香「いろんな楽曲をやってきましたが、次の楽曲で最後になってしまいました。えー…、それでは、皆様、ご起立ください。最後の曲はこの曲です。『Stage bye Stage』!」

国家の斉唱が行われるのでしょうか?

さすがは我らがシンデレラガールズのセンターですね。与えられた時間は非常に僅かだったのですが、それでもネタを捻じ込んでくる技量はさすがであります。

さて、ライブはそのままアンコールに突入です。

アンコール回数:不明 アンコール時間:3分

アンコールを受けて千川さんが出て、告知を終えると、そのまま「GOIN'!!!」です。この歌はコールが多くて大変なんですけど、その分会場は盛り上がりますよね。

さて、前にも述べたと思うんですが、どうしてこんなにも私はライブを観に行くんでしょうか。それは演者の生の声を聴くことができるからです。もちろん生の歌声を聴きたいというのもあるんですが、曲自体はCDで聴くことができます。しかしながら、ライブが始まる前終わった後、さらには曲間のつなぎ、そういったところで演者さんがこのコンテンツに寄せる熱い想いを語ってくれたり、どういった気持ちで役を演じているのか、そういったことがにじみ出ることがあるんです。私はそれを観に行っているといっても過言ではありません。

ですが今回のライブでは、曲間の繋ぎは朗読劇という台本通り、さらに「GOIN'!!!」が終わった後の演者の挨拶も属性ごとにまとめられてしまい、各個人の口から直接感想が語られることはありませんでした。恐らく会場から終演時間に終わることを厳しく決められていたのでしょう。演者がフリーに話す時間がなかったのは少し寂しかったですね。私は演者の感想をとても楽しみにしていたのですが、少し残念でした…。

 

 ◇ シンデレラガールズ

待ち望んでいた6thライブもあっという間に初日が終わってしまいました。とてもあっという間だったなと思います。

しかしながら、ドームを満員にしてライブをするというのはすごいことですね。LV会場では様々な視点からステージを観ることができますが、広い会場になればなるほど、会場が創り出す景色というのは素晴らしいものですね。演者さんになるべく広い会場で素晴らしい景色を見せてあげる、これが私の願いなのですが、毎回毎回大きな会場でライブができていることに感謝したいですね。

今回のライブでは数か月前に行われたSS3Aで初披露された楽曲も多く披露されていて、さらに成長した姿を観ることができて満足でした。「Virgin Love」「クレイジークレイジー」はSS3Aを通して色々勉強させていただいた楽曲だったので、再び聴くことができて感動でした。(生で聴きたかったなぁ)

メットライフドームでのライブは翌日にも続きます。彼女たちはどんな姿を明日も見せてくれるのでしょうか、楽しみで寝られませんね。

 

さて、今日の主役は「姫川友紀」ということを何度も行ってきましたが、最後の締めもやはり彼女でした。

お願い!シンデレラ」を歌い終え、「アイマスですよー!」も終えた彼女たちは、ステージ後ろからさがっていくのですが、姫川友紀さん役の杜野まこさんは次のように言葉を残しながら、ステージを去っていきました。

杜野まこ「みんなー!夢叶えられたよー!」

こうやってアイドルが夢をかなえていくのを見守るのがプロデューサーです。これほどに幸せなことはないのではないでしょうか。これがシンデレラガールズ、なんですね。

 

(追伸)

今回、曲間のつなぎが朗読劇だという話を何度かしましたが、その話について全く触れていませんでした。申し訳ございません。折角なので一番面白かったシーンを一つ。

最後の朗読劇では大橋彩香さん、高森奈津美さん、藤本彩花さん、大坪由佳さんの4人の組みで朗読をしたのですが、その時に大坪さんが芋スティックを食べていました。

大坪由佳「遊園地といえば食べ物だよね。埼玉県限定の芋スティックだよ」

さすがであります、現地のネタをちゃんと捻じ込んでくる。どうぞ皆さんも、埼玉県に行く機会がありましたら、芋スティックをご賞味あれ。